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中国でFacebook、Twitter、Yahoo!ブログを使う方法を
手っ取り早く知りたい方は以下の記事をご覧ください。

BlueSurfaceを使ってみよう


2015年05月27日

VPNサービス業界状況

中国向けの日系VPNサービスのリストを作成してみたわけですが、
作成しながらいくつかのことに気づきましたので、
思ったことをメモしておこうと思います。

記事をお読みになる方は、リストをご覧になりながら
お読みになるとわかりやすいと思います。

リストはこちらの記事を参照
→ 中国向け日系VPNサービス一覧(2015年5月版) その2



1. 新旧バトル



2年半前と比べてサービス数が倍以上になっているわけですが、
2年半前からあった老舗サービスに対し、ここ2年くらいで出てきた
新サービスが、あの手この手を使って攻勢をかけている感じがします。

各サービスのホームページを見ると、老舗のページはデザインなど
にはそれほど力を入れていない感じがしますが、新興勢力はきれいな
作りで見た目を整えている感じです。

FacebookやTwitterなどのSNSでつぶやき、ブログで情報発信、
と言った宣伝活動も各社に共通して見られる常套手段ですが、
新興勢力ほど一生懸命頑張って情報発信しているように思えます。

料金もやはり振興勢力は若干安めにして、価格優位を狙おうと
いう戦略が見受けられます。

1ヶ月あたり1,000円前後が業界の相場で、
標準価格はそれほど変わりませんが、
長期割引などで少しでも安くして差をつけようとしているようです。

ホープムーンなどは月額300円と、
業界にとっては破格の価格設定で挑んでいます。

VPNサービス以外の主要事業の柱があるからこそ、
業界で類を見ない安さで勝負できるのかもしれません。

ユーザーとしては価格が安くなるのはありがたいことなので
各社競争しながら価格が下がっていって貰えればいいなと思います。



2. 運営会社で見る市場



今回はサービス提供会社についても少し調べてみたのですが、
結構しっかりした会社がやっている点は少しビックリでした。

勝手な想像ですが、個人レベルでサービス提供している人が
多いのかなぁ、と思っていたのですが、意外と歴史ある会社
だったり、ネットワークの専門会社だったりして驚いています。

やはりお金をもらってサービス提供しようとすると、
個人がチョイチョイと簡単にできるレベルではないのでしょうね。

決済時の信用性などもあるし、法人格は必要になってくる
のかもしれません。

技術的にもサポート的にも、個人では限界がありますしね。

VPNサービスの提供は、一見簡単そうに見えますが、
意外と手間はかかると思います。


そんなこともあってか、業務提携や統合なども起こっているようです。

2013年10月にスイカVPNとチョモランマVPNが業務提携しています。
スイカVPNが運用権を握る形での提携だったようです。

2015年5月現在では、上記2サービスは同じ会社が運営しています。
サービス自体は2つとも存在しているようですけどね。

また、2015年6月には月餅VPNとVVVPNが統合され、
以降は月餅VPNとして一本化されるようです。


どの業界でも同じなのでしょうが、未成熟なマーケットの場合、
数社が先発でビジネス展開していて、儲かりそうだと思ったら
多くの会社が参入、その後、淘汰が発生して、マーケットは
成熟期に入る、ということが、VPN業界でも起こっているのでしょうね。

マーケティングでいう、導入期、成長期、成熟期、衰退期の
ようなものかな。

そういう意味では、VPN業界は今は成熟期と言ったところかも
しれません。


中国に住む日本人の数も減っているなどという情報もありますので、
マーケットのパイとしては少し小さくなっているのかもしれません。

そこに来て、複数の会社がその減りつつあるパイを取り合う
わけですから、統合なども起こりますよね。

これから2〜3年で、もう少し統合が進んだり、
または各社の色がはっきりしてくるかもしれません。

注目して見ていってみようと思います。



3. 発票発行できる会社は少ない



各社原則として日本法人がサービスを提供していることになっています。

中国政府と敵対する可能性があるというサービスの性質上、
どうしても提供会社は日本法人としておくほうが安全なのだと思います。

普通に個人でVPNサービスを使う場合であれば、
どの国の会社がサービスを提供していようがあまり関係ないのですが、
領収書を発行してもらって会社経費にしようとする場合など、
問題が発生します。

日本法人発行の領収書で問題なく処理できれば良いのですが、
中国法人発行の発票が必要な場合は困りますね。

今回調べた中では、VPN-FASTだけが発票の発行可能を明記していました。

以前はもっと対応可能なサービスがあったような気がするのですが、
対応が難しくなったのですかね。

現状ですと、中国の発票が必要な場合は、無条件でVPN-FASTを
利用する形となりそうです。


発票が発行できないとは言え、恐らく各社とも何かしら中国に
拠点を持っていることは想像できます。

中国に住む人向けにサービスを提供しようとするのに、
中国にいないでできるはずはないですからね。




と、まぁ、こんなところでしょうか。
各サービスについては実際にお試し版などを試してみて、
また別記事で紹介してみようと思います。

以上、リスト作成時に気になった情報でした。





タグ:VPN 業界
posted by Gail at 07:00 | Comment(0) | VPN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年05月26日

中国向け日系VPNサービス一覧(2015年5月版) その2

先日、現在サービス提供中のVPNについてちょっと調べてみたわけなのですが、
どうせならと思い、それぞれのVPNの情報を整理して、一覧表を作ってみました。

PDFで1枚資料なのですが、以下からダウンロードできますので、
興味ある人は見てみてください。


 →中国向け日系VPNサービス一覧(2015年5月時点).pdf


もちろん無料ですし、ダウンロードしたからといって変なDMが送られてくる、
なんてこともありません(^^)


ちなみに画像にするとこんな感じです。

中国向け日系VPNサービス一覧(2015年5月時点).png

こちらの画像は見た目がどんなものかを表すためのものなので、
画質はちょっと荒くなっています。
PDF版はもちろんしっかり見えるはずです。


以下、この資料に関しての簡単な補足説明です。


------------------------------
 1. ノミネート方法
------------------------------

Yahoo!及びGoogleで「中国 VPN」のキーワードで検索してみて
検索結果上位30位くらいまでにランクインしているものを選びました。

他にもあると思いますが、この資料内のサービスでほぼほぼ全体の
シェアをカバーできているのではないかと思います。

また、日系企業が提供しているサービスのみを対象として、
その中でも個人向けのものを選びました。

法人向けのサービスなどもありますが、こちらは対象外としています。



------------------------------
 2. 並び順
------------------------------
とりあえず、大きく有料版と無料版に分けてみました。

このブログでは基本的に有料版のみ扱って
比較してみたりしてきたのですが、
検索結果上位にいくつか無料サービスも入ってきているので
そちらも含めています。

有料・無料と分けたところで、並べ方を悩んだのですが、
とりあえず会社情報がそれなりにあるものを上位にしてみました。

サービス提供会社の情報がほとんどないものもいくつかあるんですよね。

「結果としてつながればいい」ということはあるかもしれませんが、
これだけ類似サービスがあるからには、何かしらで順位をつける必要が
あるわけで、私の場合は、その基準を会社情報にしてみました。

同じつながり具合・料金だったら、少しでもしっかりした会社の
サービスがいいかな、という考えです。

この時点で、有料版も半々くらいに分かれます。

その後はどういう順番でも良かったのですが、
私は価格が高い順にしてみました。
特にこれといった理由はありません。

まとめると以下のような条件で記載しています。

 @有料か無料か
 A会社情報がそれなりに分かるか分からないか
 B1ヶ月の価格が高い順

今後サービスを試してみて、その品質や対応などで表示順位を
変更していってもいいかなと思っています。



------------------------------
 3.情報元
------------------------------
資料に記載した情報は、すべてインターネット上で探せるものです。
個別にヒアリングしたり等はしていません。

そのため、私の理解に誤りがあり、もしかしたらどこかで
事実と異なってしまっていることもあるかもしれません。

そのあたりも含めて、あくまで参考程度にご覧になってください。

特にサービス開始時期などは、利用規約などの効果開始日などを
参考にしていますので、実際のサービス開始日と異なる可能性もあります。

正確な情報を知りたい場合は、各サービス提供会社に問い合せてください。
そこまでして知りたい人もあまりいないとは思いますが…




資料の補足は以上です。

資料を作りながら感じたことなどもいくつかありますので、
別記事で書いてみようと思います。



タグ:VPN
posted by Gail at 13:41 | Comment(0) | VPN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年05月20日

中国向け日系VPNサービス一覧(2015年5月版) その1

前回の記事投稿からだいぶ時間が経ってしまいました。

仕事の関係で、ここしばらく日本で生活していたので、
中国のネット事情に関して少し関心が薄くなってしまって
いたんですよね。

久しぶりに中国での仕事になりそうなので、
改めてVPNサービスについて検索してみたら、
たくさん出てきますね!



------------------------------
 2年半前と比べて
------------------------------

初めてこちらのVPN比較記事を書いたのが2012年11月なので、
それから2年半くらい経っています。
(その後何度か更新しています)

ちょうど「この記事もだいぶ古くなってきたよなぁ」と思って
いたところだったので、今回改めてVPNサービスについて調べようと
思ったわけです。

自分の記事によると、2年半前は8〜9個くらいの日系VPNサービスが
競争していたのですが、今回「中国 VPN」のキーワードで
Yahoo!、Googleで検索してみたところ、18個ほどサービスが出てきました。

検索順位で30位くらいまで調べた結果です。

その後のページもチラチラ見てみましたが、
だいたい同じサービスの紹介などのようなので、
まぁ、こんなところでしょう。


2年半で倍以上になっているんですね。

それだけVPNサービスの需要が多くなってきたということ
かもしれませんね。

以前より、中国生活者にとってVPNを利用するのが当たり前に
なってきていて、その結果「これはお金になりそうだ」と考える
サービス提供会社が増えてきたんでしょうね。

実際、2014年5月にGoogle検索へのアクセスが遮断され、
2014年7月にはGmailへのアクセスも遮断されてしまって、
中国で生活している外国人にとっては非常に不便になってしまって
いますからね。

様々な記事でも、この時期を堺にVPNの利用者数が急増した、
と報じられています。


私自身も、特にGmailを使えなくなったことに関しては
たいへん不便を感じました。

私はGmailを仕事で使っていたので(正式にはGoogle Apps)、
今さら他のサービスに変えたくなかったので、
VPN、Bluesurfaceをうまく使って対応していました。

VPNを使って見ることはできるわけですが、
VPNをつないだり、Bluesurfaceのブラウザを立ち上げたりと
一手間入るのは、やはり毎日のことだと面倒ですよね。

同じような方も多いのではないでしょうか。



------------------------------
 2015年の日系VPNサービス
------------------------------

前置きが長くなってしまいましたが、
そんな最近のVPNサービスをまた調査してみようかと思っています。

2015年5月20日時点では、以下のようなものがありました。

 ★・インターリンク セカイVPN、マイIP
  ・月餅VPN
  ・パンダVPN
  ・チョモランマVPN
 ★・スイカVPN
 ★・VPN-FAST
 ★・Asia VPN
 ★・つながるもん
 ★・どこでもVPN
  ・ホープムーン
 ★・BlueSurface
  ・プラネットVPN
 ★・VPN Gate
  ・VPN NINJIA
 ★・良之助VPN
  ・VVVPN
  ・さかなVPN
  ・PO3.VPN

★印は2年半前にも存在し、このブログでも紹介した
ことのあるものです。

例によって日系のサービスのみを対象としていますので、
中国を含めた外国のサービスは含まれていません。

サービス内容も個人向けのものとし、法人向けのものは
含めていません。

表示は検索結果で先に表示された順にしてあります。


各サービスのホームページをざっと見てみましたが
新しいサービス(★なし)は比較的価格が安そうです。
後進だけに価格優位性で勝負しようという作戦でしょうね。


そして、これだけサービスが増えたこともあり、
比較サイトなるものも結構出ていますね。

2年半前の当時はVPNの比較サイトはほとんどなく、
おかげで私のサイトなども結構たくさんの方にアクセスして
いただき参考にしていただきました。

そのせいもあってか、新しく出てきている比較サイトや
紹介ページは、私のサイトの内容を参考にしているものも
結構見受けられました(笑)

当然、引用元である私のサイトなどについては
書いていないわけですが、まぁ、それでも参考にしてもらえている
というのはうれしいものです(^^ゞ


前述のように、前回の比較ページはだいぶ古くなって
きましたので、今回を機に各サービスをまた調査して
紹介していけたらいいなと思っています。

だいぶ数が多いので大変そうですけどね(汗)

時間があるときに少しずつ進めてみようと思いますので
読者の方も気長に待っていてください。




この記事を書いた後、上記サービスの情報をまとめた
一覧表を作成してみましたので、以下のページもご覧に
なってみてください。

中国向け日系VPNサービス一覧(2015年5月版) その2
タグ:VPN
posted by Gail at 17:09 | Comment(0) | VPN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年07月24日

中国でLINEがつながらない状況・使う方法 3

中国でのLINEの使用に関してですが、
ここ数日でまた状況が変わりましたね。

日本のマスメディアでも報道されていますので、
現在ホットなテーマの一つですね。

 「中国でLINEが使用不能に 政府による規制強化か」
 2014年7月21日 テレ朝NEWS

ただ中国でのLINEユーザーとしては喜んでいられません。
なんとか対策を考えなければ。

ということでここ数日の状況を整理し、
現在考え得る対応策をご紹介します。


※関連記事も御覧ください。
 ・中国でLINEがつながらない状況・使い方法 1
 ・中国でLINEがつながらない状況・使い方法 2


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1.状況の変化

------------------------------

中国でのLINEの状況が変化したのは2014年7月19日(土)
だったと思います。
少なくとも私が変化に気づいたのはこの日でした。

BlueSurfaceやVPNサービスを使ってもLINEがうまく
使えませんでした。

表示されるメッセージは
「接続エラー サーバーにアクセスできません」
というもの。

ネットで調べてみると同様な症状の人が多数で、
上記のニュースのように、中国ではまた規制が強まったと
いうことのようです。



------------------------------

2.確認できている状況

------------------------------

また中国当局の動きか、と頭を悩ませましたが、
状況はどうもそれほど簡単ではないようです。

同僚が偶然日本に出張に行っていたのですが
その同僚によると「日本でもLINEが使えない」
とのことです。

そこで、これはどういうことだと思い、
状況を確認すべく、知人の協力などを得て調査してみました。

その結果わかったことは以下のとおりです。


2-1
 中国の携帯電話番号と連携しているアカウントは
 中国でも日本でも使用できない。
 BlueSurfaceやVPNサービスを使っても繋がりません。
 DNS設定を変えてもダメです。


2-2
 日本の携帯電話番号と連携しているアカウントは
 中国でも日本でも使用できる。
 (日本で使えるのは当然ですが)


すべての通信が切れているというわけではないことから、
これはどうやら中国当局というより、
LINE社の設定によるもののような気がしています。



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3.対策

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これは困ったということで、Twitter、Facebookなどの
情報もチェックし、うまくいっている人の方法を見つけては、
試してみました。

何かしらあるもんですね、探してみると。

で、その対策というのは、現在私の方で確認がとれている
ものとしては以下のとおりです。

以下、特に記載がない場合は、中国の携帯電話番号と
連携しているアカウントについてのみの情報です。


【3-1 対応策その1】
 PCのアプリでLINEを使う。
 PCアプリからは中国でも日本でも使用可能。
 中国ではVPN接続しなくても使用可能。
 ただし時々使えない場合もあり(ネットでの情報)。


LINEは携帯電話と連携して使用するのが基本のため、
携帯電話端末で使用するのが一般的ですが、
PCでも使用できるように、アプリケーションが用意されています。

そのアプリを使用すれば現在でも中国からもLINEが使用できます。

インターネットでの情報によると、時々接続不良で
使用できないことがあるそうですが、
私は現在そのような症状におちいったことはありません。

結構安定して使用できています。
BlueSurfaceやVPN接続しなくてもLINEが使えています。


ただ、PCでLINEを使用するためには、あらかじめ
携帯電話端末でメールアドレスとパスワードを
登録しておく必要があります。

方法は以下のとおりです。

携帯電話端末のLINEの下の「その他」のアイコンを
クリックし、「設定」→「アカウント」とクリックします。

アカウントページの「メールアドレス登録」をクリックし、
自分のメールアドレスと、好きなパスワードを入力し完了です。

ここで登録したメールアドレスと、パスワードがないと
PCでLINEは使用できません。

つまりPCだけではLINEは使用できない仕組となっています。


携帯電話端末でメールアドレスとパスワードを設定したら
PCにLINEをインストールします。

以下のサイトからダウンロードしてインストールしてください。
 → LINE ダウンロード


後は、PCでラインを起動して、先に登録したメールアドレスと
パスワードを使用してログインできるはずです。

初回登録時だけ、携帯電話端末に本人確認のために認証キー
が送られてきて、その番号の登録が必要となります。
2回目以降はメールアドレスとパスワードのみでログイン
できるはずです。

基本的に友だちリストなどは同期されているはずです。


さて、このPC版LINE、先述ように携帯電話端末での登録が
必要なわけですが、ここで問題が発生します。

すでにメールアドレス・パスワードを登録していた人で
あれば問題ないのですが、これから新しくメールアドレス・
パスワードを登録しようとすると、中国からは恐らく
サーバーにアクセスできず、登録できません。

つまり、PC版のLINEを使えるのは事前にメールアドレス設定
を行っていた人だけ、ということになります。

メールアドレス設定をしていなかった人は、
残念ですがこの方法は使用できないということになります。

また、PCであるため、どうしても「スマフォで手軽にLINE」と
いうわけにはいかなくなりますが、
まぁ、それでも一応LINEは使えることになります。


【3-2 対応策その2】
 アプリを再インストールすると使えるようになる。
 中国ではVPN接続しなくても使用できる。
 ただし時々つながらなくなることもある。


もう一つ巷でも話題になっている方法です。

少し荒っぽい対応方法ですが、携帯電話端末からLINE
アプリをいったん削除して、またインストールする、
という方法です。

再インストール時は携帯電話番号だけでも再登録できますので、
事前にメールアドレスなどを登録しておかなくても大丈夫です。

もちろん、メールアドレスでログインすれば、
これまでの友だちリストや、フォローしている公式アカウント
などをそのまま引き継げると思います。

メールアドレス設定していなかった人は
電話番号で登録して、友だちはまた登録し直すしかないですね。


この方法も試してみましたが、
確かに使えるようになりました。

ただ、難点もいくつかあります。


[問題点その1]
一つは、先述しましたが、メールアドレス設定してなかった場合、
友達リストがリセットされてしまい、
以前友だちだった人がリストに出ない場合があることです。

フォローしていたお店などのアカウントなども
消滅している可能性があるので、
もう一度思い出して友だちになる必要があります。


[問題点その2]
二つ目は、アプリをいったん削除するため、
これまでのメッセージのやり取りなどの履歴が
すべて消えてしまうことです。

友人との会話や、お店からの連絡メッセージなども
すべて消滅してしまいます。


[問題点その3]
そして三つ目は、この方法でも、時々使えないことが
あることです。

どんなときに使えないのか、今ひとつ確定できていない
のですが、使えない時の症状はいつもどおり、
ネットワークエラーで、サーバーに接続できません、
というもの。

夜は繋がりやすい、とか、ラインを再起動すると
使えなくなる、とか、いろいろと問題が報告されています。

携帯電話端末で使えるのは便利な点ですが、
使いたいときに使えないことがある点は不便ですね。


以上3点が思いつく問題点です。

この方法の場合も、BlueSurfaceやVPNサービスを
使わなくてもLINEは使えるようです。

いくつかの環境を試してみましたが、
こころなしかBlueSurfaceなどを使っている時のほうが
接続は安定しているような気がします。
気のせいかもしれませんが。


【3-3 対応策その3】
 日本の携帯番号に連携させて、アカウントをもう一つ
 作成する。


現在、私が確認している範囲になりますが、
日本の携帯番号と連携しているLINEアカウントの場合、
中国でも使用できています。

そこで、第3の方法は、中国で日本の携帯番号でLINEを
使う、という方法です。

この方法を実施するためには、日本の携帯電話番号を
持っていて、その番号を中国でも使用できる環境が必要です。

国際ローミング設定してある日本の携帯を中国に持ってきてる
人が使える方法です。

本人認証の時、登録する電話番号にSMSで認証キーが
送られるのですが、日本の番号を使用する場合、
その番号宛に認証キーが送られるため、中国でその番号を
使える環境にあることが必要になります。


[日本の携帯がスマフォの場合]
お手持ちの日本の携帯電話がスマートフォンの場合は、
そのままそのスマフォでLINEを使うのが良いと思います。

普通にLINEアプリをインストールして、
日本の電話番号で登録するだけです。

使用に関しては、国際ローミングしてしまうと通信費が
高いので、基本的にはWifi環境での使用になるでしょう。

中国での友人の情報が日本のスマフォに入っていない場合、
友だちリストは一から作成し直す必要があります。

中国の携帯と2台持ちになり、しかもWifi環境がないと
つながらない、と少々不便ですが、一応LINEを使える
環境は整います。


[日本の携帯がガラケーの場合]
もしお手持ちの日本の携帯電話がフィーチャーフォン
(いわゆるガラケー)の場合、少々複雑で、上記第2の対策と
合わせての対策となります。

つまり、現在使っている中国の携帯電話端末からLINEを
いったん削除してしまい、新しくLINEを再インストール
するのですが、その再インストールの際、中国の携帯番号
ではなく、日本の携帯番号で登録してしまう、という
方法です。

「中国のフマフォで、日本の番号と連携させたLINEを使う」
ということになります。

中国のSIMカードが入ったスマフォでも、
日本の携帯番号と連携させたLINEは使用できます。

ただ、LINEは一つの携帯端末に一つのアカウントしか
設定できないため、この方法を実施するためには、
中国の携帯電話番号と連携しているLINEアカウントを
削除する必要があります。

LINEを再インストールする時にSMSで送られてくる
認証キーは、ガラケーでも受け取れます。

簡単に方法を説明しておくと次のようになります。

 @中国のスマフォからLINEアプリを削除する
 A中国のスマフォにもう一度LINEアプリをダウンロードする
 B中国のスマフォでLINEを再インストールする
  その時、登録する携帯電話番号を日本の番号にする
 C日本のガラケーに認証キーが送られてくる
 D日本のガラケーに送られてきた認証キーを
  中国のスマフォのLINEに登録する

デメリットは上記第2の対策と同じです。

メリットはスマフォを2台持ちする必要がなく、
しかも3G、4G回線でも通信費がそれほど高くないため、
Wifi環境がなくても外でLINEが使える、という点です。


この第3の対策も、BlueSurfaceやVPNサービスを
使わなくてもLINEは使えることが分かっています。



------------------------------

4.まとめ

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以上が私が理解している状況および対策方法です。

対策方法だけ簡単にまとめておきます。

 対策1: PCでLINEを使う
 対策2: LINEを再インストール
 対策3: 日本の携帯番号でLINEを使う


どれも帯に短したすきに長しで、ベストな方法が
見つかっていないのですが、どうしてもLINEを使おう
とすると、このような方法くらいになりそうです。

いずれの方法もVPN回線を使用しなくても
使えていますが、ただ個人的には、
やはり何かあった時のことを考えると、
いつでも回線を確保できるように、BlueSurfaceや
VPNサービスを用意しておいたほうがいいような気がします。

特に対策2でアプリを再インストールする時、
私はアプリ自体のダウンロードも念のためBlueSurfaceの回線を
使用して行いました。


なかなか大変な状況ですが、
これからまた新しい方法などが出てきたら報告したいと思います。


タグ:line
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2014年07月18日

中国でLINEがつながらない状況・使う方法 2

先日、中国でのLINEの状況について記事を書いてみましたが、
その後いろいろ調べてみると、ネット上や私の周りの知人などで
いくつか情報が飛び交っているようですので、
聞いた情報も含めてまとめてみます。

※参考:
 ・中国でLINEがつながらない状況・使い方法 1
 ・中国でLINEがつながらない状況・使い方法 3(後日追加した記事)


------------------------------

1.LINEをアップデートするとつながる

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LINEを最新バージョンにアップデートすると
中国でもLINEが使用できるという情報がいくつか出ています。

知人でも数人がアップデートすることによって、
使えるようになったと言っていました。

ただ、この状況は接続が規制された当初の数日の話のようで、
現在はアップデートしても特に変化はなく、
つながらないという状況です。

これは恐らくLINE側が中国当局の規制に対応すべく、
規制当初、サーバー情報を変更することによって、
接続できるようにとしたのではないかと想定されます。

ただ、その新しいサーバー情報も当局によって規制された
可能性があり、そのため現在では最新版であっても
接続できない状況ではないかと考えられます。

あくまで想定ですが。

また、最近ではアップデートするためのサーバーへも
うまくつながらない等の情報も入っています。



------------------------------

2.特別な機種からはつながる

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「この機種からはLINEがつながるけど、こちらはダメ」
のような情報も出ています。

Android端末での情報です。
確かにAndroid端末は様々な機種が存在しますので
機種によってつながり具合が異ることはあるかもしれません。

ただ、これは先述の1のLINEのバージョンの違いの
影響である可能性があります。

基本的には機種と通信回線は別物ですので、
機種が異なるからと言って回線も変わるとは
考えにくいです。

そうすると端末に入っていたLINEのバージョンが
異なっていて、そのためつながるものと、
つながらないものが存在したということが想定できます。

こちらもあくまで想定です。



------------------------------

3.通信会社・プロバイダーによって異なる

------------------------------

中国ではたいてい、中国移動、中国聯通、中国電信の3大
通信会社(またはその子会社)の回線を使用していること
がほとんどです。

携帯端末の場合はそのまま3大通信会社の通信網を使用し、
自宅や会社のプロバイダーもたいていはこの3社のどれかが
提供するプロバイダーサービスを使用します。

今回のLINEの通信障害はすべての通信会社で同時に
いっせいに起こったというよりは、段階的に発生し、
最終的にすべての通信回線で使用できなくなったと
考えられます。

その証拠に、障害発生初期段階では、通信会社が異なることで、
LINEが使える、使えない、という状況が発生していました。

こちらは実際に私達の会社でも実験確認済みですが、
中国聯通はダメだったけど、中国移動では使える、
ということが起こりました。

このような状況があったため、
通信会社によってつながるものがある、という情報が
一部出まわりましたが、こちらも時間の問題で、
結局はすべて使えなくなってしまいました。



------------------------------

4.DNS設定を変更すればつながる

------------------------------

規制環境の中で、お金をかけずにLINEを使用する最も
効果的な方法は、この「DNS設定を変更する」というもの
のようです。

DNSについて詳しく説明すると難しい話になりそうなので、
簡単に説明した上で、LINEに焦点を絞って話を進めます。

インターネット接続をする場合、すべての環境において
DNSサーバーというサーバーにアクセスして世界と
つながっています。

以下の様な流れです。
 ユーザー → DNSサーバー → インターネット網

DNSサーバーは一般的には通信プロバイダー
(中国の場合は先述の3大通信会社)が用意します。

それで、今回は、中国当局の方で、
この通信プロバイダーが用意するDNSサーバーと
LINEサーバーとのアクセスに規制をかけた可能性があります。

このようにDNSサーバーへのアクセスを規制する方法は、
中国当局が行うネット規制の種類の一つで、よく行われる手法です。
規制の種類としては比較的軽い方になります。
私たちユーザー側からすると、まだ対策を立てやすい方、
ということになります。

対策としては、中国の通信会社が用意するDNSサーバーではなく、
他のDNSサーバーを設定することにより、中国当局の規制
から免れようという方法です。

ただし、この方法には条件があり、Wifi環境でしか使えません。

外で3G回線で通信する場合は、できないことになります。
3G回線の場合、DNSサーバーの変更ができないんですね。

自宅や会社内、喫茶店などで、Wifi接続する場合のみ
使用可能となります。


さて、他のDNSサーバーというのはどんなものがあるのか、
ということですが、最も有名で安心して使用できるのは
Googleが一般に公開しているものとなります。

インターネットで検索するといろいろと公開されている
DNSサーバーが出てくると思いますが、よく知らない会社
のものは避けたほうが良いでしょう。
情報を吸い取られたり、ウィルス感染などの危険性もありますので。

その点、Googleは会社としても信用度が高いため、
まぁ、大丈夫だろう、ということで使用する場合が多いわけです。

Googleが公開提供しているDNSサーバーの情報は
以下の2つのアドレスとなります。
 @ 8.8.8.8
 A 8.8.4.4

で、このDNSサーバーの設定方法ですが、
以下を参考にしてみてください。

私の端末はちょっと古いiPhone4なのですが、
iPhone5などでもそれほど変わらないと思います。


@
dns01.PNG

設定画面から、Wifiの画面に進み、
接続しているWifiのIDの設定ボタンをクリックします。
上記のiマークの部分。



A
dns02.PNG

DNSサーバーの箇所(環境にって数字は異なります)をクリックし、
Googleの公開DNSアドレスを入力します。

最初のDNSサーバーの情報はメモしておきましょう。
もとに戻すときに使用します。



B
dns03.PNG

ここではとりあえず、「8.8.8.8」を使用してみています。
これで試してダメであれば、「8.8.4.4」を試してみてください。




Androidの方は以下のサイトなどを参考にしてみてください。
http://www.koikikukan.com/archives/2011/10/24-005555.php



肝心の通信状況はと言うと、これもまちまちのようです。

7月上旬はこの方法で結構LINEが使えました。
ただ、最近試したところ、中国移動のWifi環境ではLINEが使えましたが、
中国聯通のWifi環境では使えませんでした。

さっそく中国当局がブロックに動いているような気がします。

このDNS設定での対応方法は、LINEに限らず、Facebookや
Youtube等の場合も行われてきたのですが、
やはり最初だけつながって、その後は全く使えなくなりました。

LINEも時間の問題かもしれません。

お金がかからず最も便利なんですけどね。


ちなみに、GoogleのDNSサーバーの設定でうまくいかない
ようであれば、DNSの設定を元の設定に戻しておくことを
おすすめします。

普通見れるサイトなども見れなくなる可能性がありますので。



------------------------------

5.まとめ

------------------------------

ここまでが、ここ2週間くらいの中国でのLINEの状況です。
どうしても使いたい場合は、やはりBlueSurfaceやVPNサービス
などの有料サービスを利用するしかなさそうです。

VPNサービスも種類によっては、使ってもLINEがつながらない、
などの声も聞いていますので、いくつか試してみるしかないかも
しれません。

一応、今のところ私が愛顧しているBlueSurfaceでは
LINEを使えています。

せっかくLINEが東証一部上場申請したなどの話があって
今後もサービスが充実していきそうな感じだったのですが
ちょっと残念ですね。




タグ:DNS line
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