2013年03月31日

中国は最悪のネット監視国?

先日発信された以下の記事もなかなか興味深いです。

 「最悪のネット監視国は中国とシリア、国境なき記者団が報告書」
 2013年3月12日 AFPBB News


この記事を要約すると、以下のような感じかな。

国境なき記者団の報告書によると、
世界には自国の都合でインターネットを規制している国がいくつかある。
それらの国々では規制に反対する人々を拘束したり弾圧したりしている。
特に中国は規模が最大である。
拘束・弾圧行為は基本的人権に反するものもあり、
許されるべきものではない。
よって、インターネット規制に関する技術(機器も含む)を、
それらの国々へ輸出することを禁止するべきだ。



私が興味深いと思った点は「中国が最悪だ」って書かれている点。

確かに規模で言ったら最大かもね。
通信網はすべて政府が握っているから。

でも私自身6年住んでいて感じるのは、
少なくとも一般人の安全面ではそれほど支障はないと思うんだよね。

その点で、確かに規模的に最悪かもしれないけど
一般人個人へ及ぼす影響から見るとそれほどでも無い気がします。

逆に、シリアとかイランとかの方が、個人への影響という点では
規制が厳しいんじゃないのかね。

イランなんかでは普通に全海外サイトへのアクセスが
遮断されたりしているって聞いたことあるし。

規制に反対して投獄されている人の数も
中国が一番多いって書いてあるけど、
そりゃそうでしょう、人口があれだけ多いんだから。

人口比率で言ったら、むしろ低いほうかもしれないよね。


中国ではBlueSurfaceやVPNサービスもまだ何とか
使えているということもあって、
規制規模は大きいけど、壁はところどころに穴がある状態。

中東とかミャンマーとかの方が、
規制の壁の質は高いような気がするな。

壁を抜けようとするとすぐ捕まるようなイメージ。
想像に過ぎないけど。



ま、何を言いたいかというと、「中国のネット規制は最悪」
と書かれているけど、対策を練れば何とかなる程度だよ、
ということです。

これから中国に住むことになるような方もいると思うし、
そういう方に記事の内容だけで、中国での生活に不安を持って
もらいたくないなぁ、と思うわけです。

FacebookやYouTubeなどにアクセスできずに不自由を感じる
こともあるかと思いますが、その時はこのブログのトップページ
でも紹介しているようにBlueSurfaceなどを使って対応してみて
ください。


もちろん、個人への影響ということではなく、
「ネット規制」という広い意味で言うならば
記事にあるように中国は最悪かもしれません。

できるだけ規制をなくして欲しいと個人的にも思います。
規制に使われる技術の輸出禁止にも賛成です。
国境なき記者団の今後の活躍にも期待したいところです。

ただ、普通に生活する分には、中国はなんとかなる国です。
これから中国に住もうとする方、あまり怖がらなくて大丈夫です。
13億人以上の人が住んでいるんですから。


記事を読んでいて、どうしてもこんなことを書きたくなったので
書いてみました。

4月から新しく中国に赴任する方も周りにちらほらいたので
そんな人のことも頭に浮かんだのかもね。



posted by Gail at 10:00 | Comment(1) | 中国通信状況 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年01月20日

中国、ネット規制強化

昨年のクリスマスあたりから、中国でのネット規制の強化が発表されています。

 「中国、ネット検閲強化でVPN遮断か」
 2012年12月24日 AFPBB News

 「中国ネット規制強化 国民の不満拡散を警戒」
 2012年12月29日 日本経済新聞

理由はいろいろとあるようだけど、
インターネット利用をあまりオープンにすると
中国政府にとって都合が良くないってことは明白ですね。

最近の「南方週末」の件にしてもそうだけど、
いったんネット上で話題になると、
一気にリアル社会にも影響が出るからね。

政府としてはまずはネット上を抑制しておきたいところだろうな。

今後は法律面・非法律面も含めて、ネット規制の動きが
少し強くなることを覚悟しておかなければならないようです。


で、実際のところどうかというと、
上記記事でも発表があった昨年クリスマス以降、年末年始から現在にかけて、
私の方では特に目立った不自由さはありません。

BlueSurfaceはいつもどおり使えていて、
各サイトへアクセスできています。


記事を読むとVPNには少し影響が出たようですかね。
欧米系が先に目をつけられているのかな。

日系サービスもあまり楽観視はできないとは思いますが、
実際にもしBlueSurfaceやVPNが使えなくなったらかなり不便になりますね。

趣味程度でのサイトへのアクセスについては仕方がないと割切れても、
ビジネスで利用しているサイトへアクセスできなくなると、
まさに「大惨事」になります。

中国で仕事をする上では、中国の環境に従うしかないのでしょうが
あまり仕事がしにくくなる方向に環境が変わらないことを祈ります。



タグ:VPN BlueSurface
posted by Gail at 15:20 | Comment(0) | 中国通信状況 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2012年12月01日

中国が「通信業者による規制」に同調

先ほど見つけたニュースに以下のようなものがありました。

 「中国、ネット「国家規制」緩和? 経済発展優先 検閲批判も意識」
 2012年11月30日(金) Yahoo!ニュースBUSINESSES


12月3日からドバイで開かれる国際電気通信連合(ITU)の「世界国際電気通信会議」に
関する中国の姿勢に関する内容です。

先日の情報だと、中国はロシアなどと同調して「国家による規制を推進している」という
ことだったけど、一転して「通信業者による規制」を支持したような感じですね。

記事にもありますが、これはアメリカへの対抗意識と、
欧米諸国と歩調を合わせていきたい、という政治的な戦略のような気がします。

「通信業者による規制」を支持したとしても、
中国の通信規制が緩和されるとはちょっと思えないですね。


しばらくはVPNとBlueSurfaceのお世話になりそうです。

posted by Gail at 19:34 | Comment(0) | 中国通信状況 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2012年11月19日

中国でFacebookを見てもいいの?

自分のブログが検索結果で出てくるかどうか調べてみようと思って、
「中国 Facebook」でヤフーで検索してみたら、
私のブログタイトルと同じようなタイトルのサイトやブログが
わんさか出てきましたね。

趣味で書いている人もいれば、サービスを売り込みたいから
がんばって書いている人もいるという感じですね。

私の場合は、趣味+若干ビジネス、ですかね。
若干ビジネスというのはいわゆる実験で、
こうやってブログ作って、記事書いて、
その結果なんかもビジネスに役立てていけたらいいなと思って書いています。


最初の方の記事でも書きましたが、
基本的にはこのサイトは知人に向けて作っています。
中国からFacebook使いたいなら、ココ見てみて、って感じで。

この目的だけだったら、記事を数個書いて終わりでいいんですが、
せっかくブログ開設したんなら、関連した内容も少し書いていってみようかな、
と思ってここ数日いくつか記事を書いてみているわけです。


それで、話は戻りますが、ヤフーで「中国 Facebook」とキーワードを
入れて検索してみたわけですね。

Googleではキーワードに「中国」が入っていると検索できませんので。
中国からは。

その検索結果はこちら。
http://goo.gl/ASaKQ

日によって順位は変わるのでしょうが、
2012年11月18日現在で最上位に出てくる方の記事は
中国の通信事情を適切に表していて、
大変よい記事だったのでご紹介させていただきます。

 『なぜ中国から Facebook にアクセスできるのか』
 株式会社クララオンライン 代表取締役社長 家本賢太郎さん
 2011年11月28日
 http://japan.internet.com/busnews/20111128/4.html

1年前の記事ですが、通信業のプロの視点で、
中国のネット検閲の回避についてコメントしていらっしゃいます。
内容もさることながら、文章もわかりやすく、さすがはプロ、と言った感じです。


で、この記事を読むと、
「VPNもそれに関わるソフトの使用も、
中国の法律上認められていない場合があるので、
リスクがありますよ、使う場合は自己責任で使ってください」
ということがわかると思います。

まさにその通りですね。

企業単体が自社の業務のためにVPNを使うのは問題ないのですが、
個人向けのVPNサービスは確かに問題がないとは言えないと思います。

それを使うことによって、利用者自体が何か罰を受けるとかいう
ことは余程のことがない限り大丈夫だと思いますが、
ハッキングやウィルス感染などのリスクがあることは
ある程度覚悟しておいた方が良いでしょう。

この筆者もおっしゃっているように
サービス提供元の会社名などがはっきり分からないような
場合は特に注意が必要でしょうね。

そう考えると、当然無料よりは有料サービスの方が
比較的安全と考えられます。
有料の場合はサービス提供会社名がはっきりしている場合が多いですからね。

通信接続の安定性面から言っても有料サービスのほうが良いのも確かです。


とは言っても、中国と長く関わって生活している人や
逆に短期で出張などで1週間くらい中国に来るような人にとってみれば、
検閲をクリアするサービスを使うことは、
リスクよりメリットのほうがあると思います。

長く中国に住んでいる人などは、
やはり日本のサイトにアクセスできないと不便でしょうがないですよ。

また逆に短期で中国に出張する人にしてみれば、
その間に何か起こるというリスクはそれほど大きいものとは
考えにくく、やはりメリットの方が大きいと思います。


じゃ、どのサービスを選ぶのが良いのか、って話になりますが、
これに関しては知人に聞いてみたり、
口コミ情報を参考にするのが良いのではないかと思います。


私はこのブログでは一環してBlueSurfaceを推薦しているわけですが、
それはサービス提供会社と実際にコンタクトを取ったことがあり
信頼できそうだと思っていることと、自分自身が使ってみていて
接続安定性や使いやすさの面も含めて
サービス自信がなかなか良いと思っているためです。


VPNサービスでも良いと思えるものがあると思いますので
調査しながら紹介していきたいと思います。



posted by Gail at 01:10 | Comment(0) | 中国通信状況 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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