2014年02月11日

SkypeがTOM社との提携解消

最近知ったのですが、SkypeがTOM社との提携を解消したようですね。

以下の記事ごご参照ください。

 「米マイクロソフト 、中国でのスカイプ利用に監視防御の仕組み導入=市民団体」
 2013年11月28日 REUTERS

 「光明方正 スカイプの中国業務を引き継ぎ」
 2013年11月27日 人民網日本語版


記事によると「2013年11月25日にSkypeはTOMグループとの提携を
打ち切った」とあります。

2011年5月にSkypeはマイクロソフト社の仲間入りとなったわけですが、
それ以降も中国ではTOM社がSkypeを運営してきていました。

上記の記事からは、今後の中国でのSkype運営については、
基本的にはマイクロソフト社が担当し、
新しく提携した光明方正社とも協力しながら運営していく、
というように捉えられます。

まぁ、実際には光明方正社が提携先として運営していってるんでしょうね。

すでにSkypeの中国語版サイトのURLはTOM社のものから
変わっています。

→ http://skype.gmw.cn/

gmwは光明方正社のドメインのようですので、
現在は完全に光明方正社が運営しているようです。

上記REUTERS社の記事を見る限り、
検閲機能は撤廃されているようですね。

ただ、アカウントの整合性の問題などは
どうなっているのかまだわかりません。

以前のTOM-Skypeの時は、アカウントの課金部分の
整合が取れず、TOM-Skype以外で作ったアカウント
でチャージしてもTOM-Skypeのアカウントでは使用
できない、ということがありました。

中国以外の国から中国に移ってきて、
中国でTOM-Skypeをインストールした人などが
結構困っていた話を聞いたことがあります。

日本でチャージしたお金が中国では使えない、
ということですね。


今回の新提携でこの辺りも変更されるとは
思いますが、中国でSkypeを使っている人は
マイクロソフト社の中国でのSkype事業の展開を
気にしていたほうが良さそうですね。









posted by Gail at 18:26 | Comment(0) | Skype | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年03月31日

やっぱり検閲されていた中国のSkype

以前中国のSkype「TOM-Skype」について書いたけど
やっぱり検閲されているんだね。

 「中国版Skype 検閲キーワード2千超」
 新唐人2013年3月18日付ニュース

検閲対象のキーワードを見ると「いつものね」というものが並んでいます。

上記の記事を見る限り、対象キーワードが含まれる時だけ
関連情報(個人情報や発信側と受信側、およびデータと時間など)が
TOMさんのサーバーに送られるようです。

個人情報まで送られるとなんか気味悪いですね。


できる限りTOM-Skype以外のSkypeを使ったほうがいいのかもしれませんね。

とは言え、私たちのような外国人はTOM-Skype以外のSkypeの存在を
知っているけど、中国に住んでいる中国人の人たちは、
きっとTOM-Skypeが普通のSkypeだと思って使っているだろうな。

そすると、そういう中国人の人たちとSkypeで連絡取る時は、
いくら私たちがTOM-Skype以外のSkypeを使っていたとしても
情報が検閲されているってことになりますね。

うーん、そうすると自分だけでどうこうできる問題では
なくなってきますね。
相手にできるだけ普通のSkypeを使ってもらうようにお願い
しなければならないからね。

いちいちBlueSurfaceやVPNサービスを教えて、
申し込みしてもらって、それで普通のSkypeをダウンロード
してもらう、っていうのも現実的じゃないし。

中国人の人たちにしてみれば
「何でわざわざそんな面倒臭いことしなければならいなの」
ってことになるだろうからな。

日本人同士や、海外との連絡の時などは気にしなくても
いいかもしれないけど、中国に住む人達とのSkypeでの
会話の時は検閲されているってことを前提に連絡するしか
ないかもしれませんね。

ただ、中国政府も外国語まで対応しているとは考えにくいから
日本語での会話だったら大丈夫かもね。
むしろ漢字でのチャットとかの方が引っかかっちゃうかもね。


どうしても気になる人は日本でダウンロードしたSkypeのソフトを
相手に送ってあげて、それを使ってもらうようにお願いしましょう。


posted by Gail at 05:00 | Comment(0) | Skype | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2012年11月22日

TOM-SkypeではないSkypeを使ったらどうなる?

Skypeの話、前回の続き。


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 TOM-SkypeではないSkypeを使ったらどうなる?
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前回は中国のSkypeはTOM-Skypeという検閲機能付きの特殊なもの、
ということについて書きました。

では、もし中国で、そのTOM-SkypeではないSkypeを使ったらどうなるのか、
ということについて書いてみます。


まず、物理的に使えるのかどうかということですが、
まったく問題なく使えます。

実際私のSkypeは日本サイトからダウンロードしたもので、
TOM-Skypeではありません。

問題なく使えていますし、使えなくするということは技術的に無理でしょうね。


次に、法律的に使えるのかどうかということですが、
これについては詳細な法規などを調べたり、
弁護士にでも聞かない限り詳しくはわかりません。

残念ながら今の私の知識ではここまではわかりません。

ただ、例のTOM−Skypeのページには
中国の規制に準じたTOM-SkypeというSkypeの改変バージョンを使用して、

とわざわざ書いてあることから、このTOM-Skype以外は中国の規制に準じていない、
と言うことができるでしょう。

という訳で、厳密に言うとTOM-Skype以外のSkypeを中国内で使用することは
法律的には黒ということになります。


じゃ、日本でダウンロードしたSkypeを使ったら、法律違反で捕まるのか、
というと、現実的にこれはあり得ないでしょう。

いくら中国のインターネットポリスが3万人いると言っても、
そこまで一つ一つチェックするのは無理です。
日本人以外の外国人も当然自国の(と言うか一般的な)Skypeを利用している可能性があるので
その数は数百万人になるでしょうからね。


つまり、中国政府側からすると、

「本当はTOM-Skype以外のSkypeを使っている人を取り締まるべきなんだろうけど
 そこまで人手をかけるほどのことでもないから、ま、放っておくか。

 一応やれそうなことはやって、普通にダウンロードしようとすればTOM-Skypeの
 ダウンロードページに行くようにはしているしな。
 TOM-Skypeには情報取れる機能もつけているし。」

と言った感じでしょう。


また、利用者側からすれば、

 「本当はTOM-Skype使わなければならないんだろうけど、
  なんか情報見られているようで気持ち悪いから、普通のやつ使おうっと。

  法律に違反しているのかもしれないけど、別に見つかる可能性無さそうだし。
  見つかったって、知りませんでした、って言えば何とかなりそうだし。」

と言ったところかな。


もちろん、本当に何か大きな中国国家に関わる事件が発生して、
それにTOM-Skype以外のSkypeが使われていた、とかいう事になったら
一斉に取り締まりとかがあるかもしれませんけどね。

ま、今のところは問題ないでしょう。



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 TOM-SkypeではないSkypeをダウンロードする方法
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「中国でSkype使いたいけど、TOM-Skypeはヤダ。」
という場合、どうやって一般のSkypeをダウンロードすれば良いか。

最も簡単な方法は中国以外の国に行った時にダウンロードすればいいですね。
日本帰国時とか。

それか、中国以外の国の人にダウンロードしてもらい、
そのファイルをもらうという方法もあります。
ファイル容量は若干大きいでしょうから、
ファイル転送サービスなんかを使えばいいでしょう。

どうしても中国にいながら自分でダウンロードしたい、という場合は、
VPNサービスやBlueSurfaceサービスを使ってSkypeのサイトに行けば
自分でダウンロードできます。



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 あくまで自己責任で
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このブログでは何回か書いていますが、
VPNにしろ、BlueSurfaceにしろ、Skypeにしろ、
利用者は法律に抵触している可能性があるということを十分理解した上で
自己責任で使いましょう。

知っててやっているのと、知らないでやっているのとでは、
リスクに大きな違いがあります。


実際、一般人として考えた場合、
起こりえるリスクより、使うことによって得られるメリットのほうが大きいと思います。

「法律に抵触するから使わない」というのは
「火事になるから火を使わない」というようなものですね。


ただし、注意していただきたいのは、このあたりの程度に関しては、
「中国だから通じる」ということを忘れないでください。
同じ感覚で日本で行動してしまったら逮捕される可能性もありますので。
(違法動画のダウンロードとかね)

このあたりの程度を感覚で判断できるようになるには
その国のことをかなり理解しないとできないでしょうね。

分からない場合は、その国のことをよく知っている人の言うことを聞くか
火事になると危ないから、火を使わない方がいいでしょう。


このブログを読んで、もし私のことを信じてもいいかな思える方は
サービスを使ってみてくださればいいと思います。

「胡散臭くて信用ならん、捕まるのも嫌だし」
と思われる方は利用されないほうがいいですね。


皆さんご自身で判断してくださいね。



タグ:skype 中国
posted by Gail at 19:42 | Comment(0) | Skype | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2012年11月21日

中国のSkypeは検閲機能付き

Skypeについて前回の記事の続きです。

Skypeに対しての中国政府の対応について書いてみます。


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 Skypeに対する中国政府の対応
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中国政府としてはSkypeの利用はあまり歓迎すべきことではありません。
ですが、Skypeは世界的に普及していて、もはや通信手段の標準になりつつあるサービス。

ここであからさまにSkype禁止令を出せば、
欧米諸国を中心に各国から反発が起こるのは火を見るより明らかです。

そこで中国政府が取った手は、Skype利用を禁止せずに、
規制(正確には検閲)する方法です。


どうやったか?


「中国では中国政府が認めたSkypeサービスであれば使っていいですよ」
という形にしました。

「中国政府が認めたSkypeサービス」というのは、
TOM Onlineという会社が提供している、中国特有のSkypeサービスです。

この中国特有のSkypeは「TOM-Skype」と呼ばれています。


皆さん意外に知らない人が多いのですが、
中国でSkypeをダウンロードしようとすると、
必ずこのTOM-Skypeのサイトに進むようになっています。

日本語のSkypeのサイトからダウンロードしようとしても
最終的には必ずこのTOMさんのサイトに行ってしまうので、
知らず知らずのうちに、TOM-Skypeをダウンロードしている人もいるわけです。



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 TOM-Skypeには検閲が入っている
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で、このTOM-Skypeですが、検閲できる機能が入っています。

以下の記事をご覧ください。

 「Skype、中国でのIM検閲を認める」
 2006年04月20日 ITメディア・ニュース

2006年と少し古い記事ですが、これは現在も続いていると言っていいでしょう。
チャットの部分だけなのかはわかりませんが、
中国政府はTOMさんを通して情報を取れる仕組みになっているということですね。


上記の記事にもありますが、外資系企業が中国でサービスを提供するには
様々な規制がありますが、それ以上にメリットもあります。

Skype側もそれを十分に考えた上で、飲んだ条件でしょう。



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 TOM Onlineとは何者か?
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先ほどから出てきているTOM Online社ですが、
一体どんな会社なのか調べてみると、
Skypeのサポートページにこんなページがありました。

TOM OnlineはTom Groupに属する、中国のモバイルインターネット会社です。
TOM Onlineは、Skypeが過半数株式を保有するジョイントベンチャーのパートナ
ーであり、中国の規制に準じたTOM-Skype*というSkypeの改変バージョンを使用
して、中国のユーザにSkypeへのアクセスを提供しています。



さらにTOM Groupを調べてみると、TOM Groupは香港証券取引所に上場している
中国のかなり大きな企業集団ということが分かります。

中国で合法的にサービスを提供するにあたり、
Skype社はこのTOM Groupと合弁会社TOM Onlineを作って、
そのTOM Onlineで許認可を取ったということでしょうね。

で、許認可を取るにあたり、何かあった時に中国政府が動けるように
利用者の情報を見れるようにしておく機能をつけることを条件にしたということ。



と、いうことで、中国でダウンロードしたSkypeを利用する時は
情報取られているということを理解した上で利用するようにしましょう。

普通に使っている分には何も問題無いですからね。


「え、じゃぁ、日本から持ってきたPCを使ってる場合どうなるの?
 オレ、日本の時からSkype使ってて、そのままPC持ってきたんだけど?」

という方に関しては、また次の記事で書こうと思います。

Skypeネタ、もう少しだけ続きます。



タグ:skype 中国
posted by Gail at 13:32 | Comment(0) | Skype | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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